診断時からの緩和ケアの重要性

ガンの疼痛対策として「診断時からの緩和ケア」ということが重要視されつつありますね。
病院だからこう、在宅だからこう、といった感じで緩和ケアを区分するのではなくて診断時の時点から緩和ケアにも注目して適切なケアを取り込んでいくという方針です。2012年度からのがん対策推進基本計画でこのように位置づけれらていますね。

そしてこういった総合的なケアを進めていくのに必要とされるのが看護師のスキルとリソースということで、緩和ケアセンターのGMにはがん看護に精通した看護師が配置されることになりました。GMである看護師ががん看護における中心的存在となるのですね。

今後、緩和ケアは病院内にとどまらず、患者さんが退院後も在宅で適切な緩和ケアが受けられるように整備する必要があります。看護師の経験を踏まえてそのあたりのサポートや調整ごとも行なっていく事になるでしょう。

単純系の時代から複雑系の時代に移るにつれ、総合的な判断力とマネジメント力をもつ人材が必要とされるようになります。例えて言うなら、各スペシャリストが縦軸とすると、それをまとめあげるのは横軸。

病院内でも組織横断的に機能してきた看護師が今後こういった立場で活躍することが増えるのかもしれません。